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 何とか無事に、一応の完結を迎えました連載第一弾「澪標」。
 取り敢えず最終回前に区切りをつけたかったので、ほっとしてます。
 既存の歌舞伎の外題を持ってくるには余りにも勉強不足だったので、基礎知識だけ踏まえて、今回の執筆に必要な部分のみ、創作しました。
 構想途中では冒頭に載せた部分のみでしたが、せっかくなのでそこから少し広げてみました。
 「澪標」三話目に地の文の間に1~2小節くらいずつ挟んでますが、以下、考えた謡い全文を書いてみます。
『未練恋明石白波(みれんのこい あかしのしらなみ)』
 ~澪標の段~

 あけぼのの寄せては返す白波は、果てることなき繰り返し
 繰言(くりごと)逃(のが)れて去り行くを、追わぬは迷うこころ故
 ここを旅立つ舟ならば、時に渦に捕らわれよう
 ここに寄せ来る舟ならば、きっと浅瀬に囚われよう
 人と人、まことにもって奥深き
 情を通わす切なさは迷路を彷徨う心持ち
 たゆたう己は水面の木の葉
 あるいは糸の切れた凧
 いずれ落ちるは貴方の手、それとも更に惑うのみ
 よろよろ寄る辺無き身なら、いっそ捕らえてくれまいか
 彷徨い流離い行方も知れぬ
 そなたのためと案内(あない)しょう
 我が恋賭けて案内(あない)しょう
 この身を尽くし逢わんとぞ思う

 …と、いう感じです。
 七五調の言葉遊びみたいのは得意♪
 あと、外題も縁起を担いで伝統的に「割れない」奇数の字数が好まれ、五文字か七文字で複雑で長い読みをつける風習があるとのことなので、それなりに考えてみました。全然難しい読みじゃないですがw
 それに、「澪標」の方を先に決めていたので、ちょうど、五文字以上の場合は通称をつけるらしいし、とそれを通称ということにして後から外題を考えました。
 筋書きは三話目の謡と交互に書いた情景描写及び四話目のアルトの解説と併せて読んでいただければ概ねわかっていただけるかなと思います。
 アルトが演じた女、その女が恋している男の名前までは決めていませんが、女は男を好いていながら彼が一緒に行こうと誘った際に踏ん切りがつかず、自らの想いが人生の行く末を賭けるほどのものか確信が持てずに別れてしまいます。
 ですが、男が去った後になってやはりついていけばよかったと、この身を尽くしての想いだったと知るのです。
 男を見送った海辺は浅海で、船乗りにとって難しい潮の流れがあるために澪標があるのですが(明石に実際にそういう箇所があるかどうかは実は知りません。語呂合わせで明石を持ってきたので)、旅立った先で元気で居るだろうか、帰ってきてくれるだろうか、と切なさを吐露し、追いかけるにも出来ない自分を責めて、私はここで待っているからどうか帰ってきて欲しい、精一杯祈って貴方の無事を信じている…と、そんな感じの筋書きというか裏設定を考えていました。
 それも全体の一部分なので、もっと登場人物もいて、筋書きも色々絡んでいるというところまで決めて、いっそみどり狂言ではなく通し狂言ぐらいのものにして過去話で書いてみても面白いかもしれませんが、アルト一人で演じるには無理があるしね。
 取り敢えず、「澪標」を舞い演じるアルトの表情やなんかを想像して私は萌えたのですがいかがでしょう?
 ミハエルに対する想い、マクロスFの旅路の果てなどもオーバーラップさせたつもりですが、さて、いかほどのものになりましたでしょうか。
 解説無しでどれほど伝わっていたものか、すごく気になります。
 感想などいただければ嬉しく思います。
 次は、せっかくだからバルキリーでの戦闘シーンもある話を書いてみようかと。

2008.09.25 Thu 02:26 l 運営記録 l COM(0) TB(0) l top ▲

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